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お知らせ

会長からのメッセージNo.2

社会人
0218.10.15
(一社)大分県サッカー協会会長 大場 俊二
[ 国体について ]9/3010/1、福井国体に大分は成年男子、女子が九州ブロック予選を勝ち抜き、出場権獲得、初戦にのぞみました。(少年男子は最終戦アディショナルタイムに鹿児島に追いつかれ、1-1。残念ながら総得点の差で出場権を逸しておりました。)成年男子は1回戦0-0ながらPK戦で勝利し、9年ぶりにサッカー競技として、ポイント20点)を獲得し、チーム大分に貢献してくれました。残念ながら準々決勝では東京に0-2で敗退、女子も健闘しましたが、1回戦神奈川に0-3で敗退しました。結局、成年男子は優勝福井、準優勝東京、3位宮崎、女子は優勝三重、準優勝岡山、3愛媛という結果でした。47FAはそれぞれが強化をはかり、全国的にレベルアップしているため、簡単にはいきません。それぞれの試合を観戦、応援しましたが、成年男子は紙一重、しかし、勝ちきるだけの勝負強さが必要で、隣県宮崎は毎年好結果を出しています。女子の神奈川代表はなでしこ2部の選手で構成され、個に優れた選手がいたため、決定力で差が出ましたが、大分もパスワークで対抗、最後まで死力を尽くした頑張りに感動させられました。女子に関しては2022年栃木国体より少年女子(U-16)が創設されることが決定しました。これに伴い、同大会から成年男子と成年女子は隔年開催となります。(表①を参照ください)(表①)

4年後というと今の小学6年生が対象です。大分でも女子選手の育成、中学年代での受け皿(チーム)作りが急務となります。女子委員会と高松女子育成コーディネーターが共同で具体的なプランを早急に実行することが望まれます。[ 育成大分復活に向けて ]国体、少年男子が九州ブロック国体で敗退しましたが、この種別でも2009年新潟国体以来、全国での結果を出せていません。キッズ、ジュニアから大分の優れたトレセン制度をより有効に活用し、トリニータを始め、各クラブ、高校へ優秀な選手を導くよう、もう一度そのシステムを皆で考える必要がありそうです。このたび、Jクラブなどがプロ契約を結んだ選手の出身クラブ、学校に対して支払うトレーニング費用制度が変更され、支払いの対象が3種、4種まで拡大され、義務化されました。(表②を参照してください)(表②)小学校、中学校などで育てた選手がJリーグでプロ契約を結ぶとその育成に対して、費用が支払われ、次の活動の財政的支援となります。大分では県全体で育成システムを考え、充実させたいと考えています。